
エンジニアリング業務
お客様の目的・仕様に最適な充填物及びインターナルスの御提案を致します。
- プロセスシミュレーターによるエンジニアリング並びに実機の設計・製作
- 塔、熱交換器を含めた化学プラントの設計及びエンジニアリング
- 蒸留テスト結果による技術検討並びに実機の設計・製作
多目的蒸留設備
この蒸留設備の最大の特徴は、顧客の皆様の様々な御要望に応じて、
多様な機能が発揮できるように多目的汎用蒸留設備として設計されていることです。
この設備は、例えば次のような用途が想定されます。
- 新商品開発のサンプル製造用
- 開発途上化学プロセスの分離工程用
- 蒸留塔の充填物選定用
- 蒸留塔設計時の確認実験用
- 一時的な化学品の分離精製用
- プラントの差異的運転条件の探索用
- プラント運転用員の訓練用
- 溶剤等の精製回収用
- 各種実験研究用
尚、テスト設備の管理運営とオペレーションは当社技術員が行っておりますので、安心してご利用いただけます。
蒸留塔受託試験
詳細カタログにつきましては営業部迄、又はメールフォームよりご請求下さい。
【多目的テストプラント】
埼玉県三郷市にある弊社研究所にはバッチ式連続式を含め複数基の多目的テストプラントを保有しており、ガスクロマトグラフを主体とした分析室も完備しております。
ここでは、実機プロセス液による充填物性能試験を始め、蒸留プロセスや熱交換器の設計確認テスト等も実施可能です。
昨今プロセスの検討はコンピューターシミュレーションを駆使するケースも多々ありますが、未知成分、色、臭い等の不確定要素を含む系や実機の設計にはベンチスケールやパイロットテストにより取得したデータを活用するケースが重要となり、現在に至るまで種々のユーザーテストを実施し安全で確実な実機設計へのアプローチとなっています。
| テスト機概要 | 1号機 | 2号機 | 3号機 |
|---|---|---|---|
| 材質 | SUS304 | SUS316 | SUS316 |
| 蒸留形式 | バッチ(連続可) | 連続・バッチ | 連続(バッチ可) |
| 塔径 | 200A (150A) | 150A (200A) | 65A•40A |
| 塔頂 | 6300mm | 6000 mm | 6000 mm |
| 最大充填高さ | 5400mm | 5000 mm | 5000 mm |
| 理論段数 | 5~40 | 5~60 | 5~100 |
| リボイラー形式 | 流下液膜式 | 流下液膜式 | ケトル式 |
| リボイラー加熱源 | スチーム(ボイラー) | 熱媒油(ボイラー) | 熱媒油(電気ヒーター) |
| コンデンサー形式 | シェル&チューブ式 | シェル&チューブ式 | シェル&チューブ式 |
| コンデンサー冷媒 | 循環冷却水 | 循環冷却水・チラー | 循環冷却水・チラー |
| 仕込液量 | 150~750L | 100~750L | 20L |
| 操作圧力 | 1.33~101.3kPaA | 1.33~101.3kPaA | 1.33~ 1MPaG |
その他 設備
- 400A 充填塔 ( 1号機、2号機接続可)
- ブロアー 7.8m3/min
- 油回転真空ポンプ
ユーティリティー
| ボイラー(スチーム) | 熱出力 | 269,500 kcal/h | |
|---|---|---|---|
| 最高蒸気圧力 | 0. 8 MPaG | ||
| 蒸発量 | 500 kg/h | ||
| ボイラー(熱媒油) | 熱出力 | 300,000 kcal/h | |
| 最高温度 | 270°C | ||
| 熱媒体油 | シリコン系 | ||
| 電気ヒーター | 熱出力 | 5kWx3基 | 1基ごと出力可 |
| 最高温度 | 270°C | ||
| 熱媒体油 | シリコン系 | ||
| クーリングタワー | 循環冷却水量 | 25m3/h | コンデンサー毎切替可 |
| (夏場30°C 冬場10°C程度) | |||
| チラーユニット | 冷却媒体 | エチレングリコール水 | |
| 冷却温度 | – 5°C | ||
| 処理エネルギー | MAX30,000kcal | ||
| 真空ポンプ | 方式 | ドライスクリュータイプ | |
| 排気量 | 2.6m3/h | ||
| 到達真空圧力 | 2 torr | ||
| ボイラー(スチーム) | ガスクロマトグラフ | 島津 GC-2025 | キャピラリー FID |
|---|---|---|---|
| 島津 GC-2014 | キャピラリー&パックド FID&TCD |
||
| 島津 GCパックド ソリューション |
|||
| カールフィッシャー水分計 | 電量式 | ||
主要な設備


